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丹羽会長、サステナビリティ・シンポジウム(10月17日)で特別講演

アルカンターラ社主催、「サステナビリティに関するシンポジウム」を後援
   
                   一般社団法人グローバルビジネス学会

アルカンターラ社主催による第3回「サステナビリティに関する国際シンポジウム」が、「サステナビリティと企業価値」をテーマに10月17日に大手町にある日経ホールにて開催されました。
このシンポジウムは日本経済新聞社、早稲田大学、ベネチア国際大学との共同主催で、グローバルビジネス学会は当シンポジウムを後援しました。

まずンブリ・チャールズ・ボリコ氏(FAO駐日連絡事務所代表、FAOは国連食糧農業機関)から、サステナビリティへの感覚と知識を一般に広め、サステナビリティを企業活動のもっとも重要な課題のひとつとしてステークホールダーに考えてもらうために、企業と学術の役割を強調しました。
次に著名企業、学会などの国際的なトップレベルのスピーカー20名以上による多岐に渡る角度から講演、議論が行われ、サステナビリティの全体像を描き出すとともに、サステナビリティに対処する興味深く意義のあるシンポジウムとなりました。

シンポジウムの中で、グローバルビジネス学会の丹羽宇一郎会長は、「企業経営の真髄」をテーマとして特別講演されました。
近代資本主義が発展したのは、マックス・ウェーバーが「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」のなかで述べているとおり、仕事は神から与えられた天職であり、仕事を通して社会に貢献することは神の栄光に繋がるという高い職業倫理観が資本主義社会の発展にも寄与したからである。
日本でも近江商人の、売り手よし、買い手よし、世間よし、の三方よし精神が孔子の教えを基にした儒教などの倫理観を生活の基礎にして健全な資本主の発展に寄与した。
三方よし精神は、マックス・ウェーバーの思想に似ているが、マックス・ウェーバーが発表する以前から日本ではビジネスと倫理観の一体を実践していた等々、倫理観を持ち謙虚で禁欲な精神を持った心の経営こそが真髄であると指摘され、日本の伝統的な全体観のアプローチを改めて強調されました。