学会紹介

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設立趣意

2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けた日本は、超円高が同時進行する逆風の中、企業活動を国内重視から海外重視へと、大きく舵を切ろうとしています。国籍や国境を希薄化させるグローバリゼーションの深化は、地理的な繋がりのみならず、あらゆる活動が様々なレベルでネットワーク状に連鎖していることを意味します。3・11の教訓は、まさに、これを証明する出来事でした。
地球規模で変化が進みグローバル化が加速する中、経済大国日本への世界の期待と関心は相変わらず高いものがあるものの、その求心力は残念ながら急速に衰えつつあるのも現実です。こうした混迷が続く社会情勢にあって、各分野で新しい変化に対応できる人材育成が、我が国の喫緊の課題として浮上しています。

「グローバルビジネス」は、単に全世界的な事業展開を行うことにとどまらず、企業や個人が、経営資源を用いて目的達成のためにさまざまな地域のステークホルダーと状況の変化を見ながら、良好な関係構築を行い業務遂行することにあります。多様な価値観が混在するグローバル社会にあっては、共通の土台が求められており、倫理観に支えられたコミュニケーション能力に加え、必要なときに自らを修正できる能力が不可欠です。

本学会は、こうした人材を育成し、社会科学、人文科学、自然科学といった専門分野を越えた、グローバルビジネスに関する課題克服に向けた道標を提供し、国内はもとより広く国際社会に貢献して参ります。