♦2024年度 研究発表会開催報告
<開催概要>
2024年9月2日(月)、共栄大学において「2024年度研究発表会」を開催し、研究発表、基調講演、およびチュートリアルセミナーが行われました。
今回は全てのセッション・セミナーにおいて、ハイブリッド形式(チュートリアルセミナーを除く)で発表および聴講を行い、対面15名、オンライン22名、合計約37名の皆様にご参加いただきました。
<開会挨拶>
研究発表会に先立って、平林信隆実行委員長(本学会副会長)から挨拶が行われました。
開会挨拶の様子
<基調講演>
池野昌宏氏(公益財団法人・日米カウンシル エグゼクティブ・ダイレクター(日本事務局長))によって「デジタル技術を用いた社会価値創造事業と、今後求めるべき方向性」というテーマで、基調講演が行われました。
基調講演の様子
<研究発表>
健康長寿社会、応用データサイエンス、ビジネス一般、人材教育・人材評価、地域創生の一般セッションに加え、本研究発表会では新たに若手研究セッションが行われました。
これらのセッションにおいて、17編の研究発表がなされ議論が行われました。
セッション1:健康長寿社会の様子
セッション2:応用データサイエンスの様子
セッション3:ビジネス一般の様子
セッション4:人事教育・人材評価の様子
セッション5:地域創生の様子
セッション6:若手研究セッションの様子
<チュートリアルセミナー>
本大会では、若手研究者育成のため、森一将先生(千葉大学)とグローバルビジネスジャーナル編集委員長である村上啓二先生(立命館大学)を講師にチュートリアルセミナー「はじめての学術論文書き方講座:編集者、査読者、筆者の視点から」を行いました。
チュートリアルセミナーの様子
<若手研究表彰>
2024年度研究発表会では初めての試みとして、若手研究者の研究促進を目的に若手研究セッションと関連する発表賞を設定しました。ここで若手研究者とは「大学院修士在学以上、かつ発表時に概ね40歳未満の研究者」を指し、グローバルビジネス学会の個人会員であることを原則としています。本研究発表会では若手研究セッションで4名の発表が行われ、平林実行委員長から以下の2名の若手研究者が表彰されました。
[若手優秀研究賞]
大橋 洸太郎(文教大学)
(受賞発表)
大橋 洸太郎, 黒田 侃蘭, 若手正社員の離職意向の有無と孤独感、職務満足度との間の関連性についての検討
[若手研究奨励賞]
澤田 奈々実(早稲田大学)
(受賞発表)
澤田 奈々実, 小塩 真司, Big Fiveパーソナリティと居住地域に対する認識の関連 -居住地周辺の施設・事物に対する主観的距離に着目して-
<閉会挨拶>
研究発表会の最後に中林美恵子会長より閉会挨拶が行われました。
<終わりに>
今年度の研究発表会は、台風10号の接近によって開催に影響が懸念されましたが、ハイブリッド形式にて無事に開催することができました。多彩な発表が行われたとともに、若手研究者の研究促進を目的としたチュートリアルセミナーや池野氏による基調講演が行われました。今後も本学会は多くの領域の研究者・実務家の議論を進め、グローバルビジネスの活性化に寄与してまいります。
最後になりますが、2024年度研究発表会に参加された皆さま、並びに本研究発表会にご協力いただいた関係者の皆さま方に厚く御礼申し上げます。