会員の著書紹介

グローバルビジネス学会では、会員各位の情報発信、および情報交換を目的として現役会員の著書(2015年1月以降に出版)を紹介しております。
内容は学会の設立趣意、目的にあったものとし、社会科学、人文科学、自然科学、全ての分野の著書を受付けます。なお、掲載の採択・不採択は、学会の常任理事会で決定します。
掲載希望の方は、文末のフォーマットに必要事項を記入のうえ、著書表紙(PDF形式またはJPEG形式)を添えて、事務局(info@s-gb.net)までお送りください。

著書紹介依頼フォーマット

久野孝稔(くの・たかとし)著 『How To STARTUP: イノベーションを起こすビジネスアイデアの育て方』をご紹介します。

長年スタートアップに携わってきた著者が、経験から成功に必要な要素を厳選して1冊の本にまとめたものです。自身も起業家であり、様々な形で多くのベンチャー企業立ち上げにも携わってきた著者が、ビジネスアイデアを掘り起こし、ビジネスモデルに落とし込む方法から、そのビジネスモデルを事業としてテイクオフさせるコツ、そして事業を拡大させるための経営&改善方法までを完全解説しています。さらに、今注目を集めるスタートアップ起業家たちの思考や哲学がわかるインタビューも収録しました。 スタートアップのHOW TOはもちろん、スタートアップに必要な思考力、行動力などを学ぶのに最適です。

本書の構成
1)【アイデアからビジネスモデルを作る】
ビジネスのアイデアを掘り起こし、モデルに落とし込む
自分の中にある強みからビジネスアイデアを作る手順/会社のVisionの作り方/一人の顧客からアイデアを広げる/アイデアをモデルへ リーンキャンバスを使いこなす_他
2)【ビジネスモデルに磨きをかけ、育てる】
OODAループ思考でビジネスに磨きをかける
VUCA時代でスタートアップビジネスを育てるための4つのスキル/OODAループ思考ではフィードバックを成功要因にする/OODAループ思考とリーンスタートアップを組み合わせる_他
3)【スタートアップに必要なスキルを身につける】
ビジネスとしてテイクオフさせるための必須スキル
考えながら行動する「アジャイル型人間」になる/常に最先端でいるためのネットワークの作り方/スタートアップに役立つコミュニケーション3つのポイント企業や人を自分のストーリーに巻き込む_他
4)【スタートアップマインドを学び取る】
キーパーソンから学ぶスタートアップの作法
〈医療〉HIROTSUバイオサイエンス・広津崇亮氏/〈エネルギー〉京都フュージョニアリング・長尾昂氏/〈宇宙〉ispace・袴田武史氏/〈素材〉Spibe・関山和秀氏/〈アグリ〉PLANTX・山田眞次郎氏/〈行政〉経済産業省スタートアップ創出推進室・南知果氏
●ゼロからイチを生み出し、新たな時代の幕開けに参加する

●その他事例 【シェアエコノミー】 ダイチャリ、Luup/【医療】ファストドクター など。

著者

久野孝稔(くの・たかとし)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科(SFC)特任助教/シミックホールディングス株式会社CEOオフィスExternal Innovation担当部長/株式会社NERV代表取締役。1976年茨城県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1999年に茨城県庁に入庁し筑波研究学園都市のスタートアップ産業政策を担当。 31歳の時に筑波大学発スタートアップのCYBERDYNE株式会社に転職し、初代営業部長、初代広報戦略部長など要職を歴任。グローバルビジネス学会会員。日本公共政策学会会員。マサチューセッツ工科大学VMSコース修了者(日本初)。 

出版社:あさ出版

発行年月日: 2023年5月23日

笹谷秀光(ささやひでみつ)  新刊 『競争優位を実現するSDGs経営』(中央経済社)

千葉商科大学教授、ESG/SDGsコンサルタント・笹谷秀光は、新刊『競争優位を実現するSDGs経営』(中央経済社)を上梓します。

本書は、「企業の競争戦略とSDGs」の基本書をめざすものです。 今や、企業はサステナビリティに関し、ESG 投資にも対処し、SDGs への要請にも応える必要があります。これに対処するため、筆者は実務経験を通じ、ESG 項目と SDG の各目標との関連性を一覧できる「ESG/SDGs マトリックス」を開発しました。これは、社内外に効果的に示すための、「SDGs 経営支援ツール」です。

マトリックスは筆者の監修により幅広い業界・企業」つくられ、経営層と直接意見交換してその効果も示しています。

本書の構成
はじめに:サステナビリティ時代の羅針盤一SDGs
第1章 サステナビリティ時代の到来
第2章 企業経営に必須のサステナビリティ
第3章 サステテビリティと競争戦略: 「進化型CSVJ-理論編I
第4章 SDGs経営の支援ツール「ESG/SDGsマトリックス」一理論編II
第5章 事例編:「進化型CSVに基づく SDGs経営」の効果
第6章 激動の世界と羅針盤としてのSDGs
第7章 SDGs経営の支援ツールの展望

本書で扱った主な事例
伊藤園、セイコーエプソン、熊谷組、スカパーJSAT HD 、NECネッツエスアイ、モスフードサービス、DCM HD… 数々のSDGs経営を支援してきた著者が実例と導入方法を理論とともに解説しました。

推薦の言葉
本書にはCSVやパーパス経営の権威である京都先端科学大学教授・一橋大学大学院客員教授の名和高司氏から、「パーパスに基づいてSDGs経営を構想するための最高の教科書」との推薦の言葉が寄せられています。

著者
笹谷 秀光(ささや ひでみつ)

プロフィール 
千葉商科大学教授、サステナビリティ研究所長、博士(政策研究)、ESG/SDGsコンサルタント、日本光電工業株式会社・社外取締役
東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年伊藤園入社、取締役、常務執行役員を経て2019年退社。現在、千葉商科大学教授・サステナビリティ研究所長。著書『Q & A SDGs経営増補改訂・最新版』(日本経済新聞出版・2022年」ほか。
笹谷秀光公式サイト https://csrsdg.com/

出版社:中央経済社

発行年月日: 2023年10月19日