笹谷秀光(ささやひでみつ)  新刊 『競争優位を実現するSDGs経営』(中央経済社)

千葉商科大学教授、ESG/SDGsコンサルタント・笹谷秀光は、新刊『競争優位を実現するSDGs経営』(中央経済社)を上梓します。

本書は、「企業の競争戦略とSDGs」の基本書をめざすものです。 今や、企業はサステナビリティに関し、ESG 投資にも対処し、SDGs への要請にも応える必要があります。これに対処するため、筆者は実務経験を通じ、ESG 項目と SDG の各目標との関連性を一覧できる「ESG/SDGs マトリックス」を開発しました。これは、社内外に効果的に示すための、「SDGs 経営支援ツール」です。

マトリックスは筆者の監修により幅広い業界・企業」つくられ、経営層と直接意見交換してその効果も示しています。

本書の構成
はじめに:サステナビリティ時代の羅針盤一SDGs
第1章 サステナビリティ時代の到来
第2章 企業経営に必須のサステナビリティ
第3章 サステテビリティと競争戦略: 「進化型CSVJ-理論編I
第4章 SDGs経営の支援ツール「ESG/SDGsマトリックス」一理論編II
第5章 事例編:「進化型CSVに基づく SDGs経営」の効果
第6章 激動の世界と羅針盤としてのSDGs
第7章 SDGs経営の支援ツールの展望

本書で扱った主な事例
伊藤園、セイコーエプソン、熊谷組、スカパーJSAT HD 、NECネッツエスアイ、モスフードサービス、DCM HD… 数々のSDGs経営を支援してきた著者が実例と導入方法を理論とともに解説しました。

推薦の言葉
本書にはCSVやパーパス経営の権威である京都先端科学大学教授・一橋大学大学院客員教授の名和高司氏から、「パーパスに基づいてSDGs経営を構想するための最高の教科書」との推薦の言葉が寄せられています。

著者
笹谷 秀光(ささや ひでみつ)

プロフィール 
千葉商科大学教授、サステナビリティ研究所長、博士(政策研究)、ESG/SDGsコンサルタント、日本光電工業株式会社・社外取締役
東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年伊藤園入社、取締役、常務執行役員を経て2019年退社。現在、千葉商科大学教授・サステナビリティ研究所長。著書『Q & A SDGs経営増補改訂・最新版』(日本経済新聞出版・2022年」ほか。
笹谷秀光公式サイト https://csrsdg.com/

出版社:中央経済社